国土交通省、日本航空に厳重注意-脱出用スライドの不適切収納で

国土交通省、日本航空に厳重注意-脱出用スライドの不適切収納で

日本航空(JAL)がB777-300型1機の脱出スライドが正常に開かずに運航していたことで、国土交通省はJALに対して厳重注意した。今回の問題の原因、背景調査し、委託管理体制の見直しなど必要な再発防止対策を検討し、2月21日までに報告するよう指示している。

これはJALが運航するB777-300型で翼上脱出用スライドのストラップが不適切な方法で締結、適切に開かない状態で運航されていたもの。JALが委託する東京機内用品製作所(TKY)での脱出用スライド整備作業が不適切であった疑いがあるもの。

国交省では委託先の認定事業者のTKYへの立ち入り検査も含め、適切な対策を講じる、としている。

この記事に関連するニュース
メニューを開く