ロッキード・マーティン、T-50Aの2機目が初飛行 製造や訓練でも準備進む

ロッキード・マーティン、T-50Aの2機目が初飛行 製造や訓練でも準備進む

ニュース画像 1枚目:ロッキード・マーティン、T-50A
© Lockheed Martin
ロッキード・マーティン、T-50A

ロッキード・マーティンは2016年7月26日(火)、アメリカ空軍向け高等パイロット訓練(ATP)コンペティションに提案するT-50Aの2機目が韓国の泗川市で初飛行したと発表しました。初号機の6月2日の飛行に続くものです。

T-50Aは、T-50をベースに新たな構成、アップグレードされた訓練機で、ロッキード・マーティンはサウスカロライナ州グリーンヴィルに最終組立ライン、訓練センターの準備も進んでいると説明しています。これにより、アメリカ空軍との契約初日から生産ラインの稼働、講習などの訓練も提供できるとしています。

ロッキード・マーティンは、T-50AはATPコンペの要求どおり低リスクの準備が出来ているとし、T-50がこれまで100,000飛行時間以上を記録し、現在も100機超が任務に付いていること、1,000名超のパイロットが訓練していることなど、メリットをアピールしています。

ATPコンペティションは、アメリカ空軍のT-38高等練習機の後継機(T-X)を選定するもので、最大で350機が生産される大型プロジェクトです。ロッキード・マーティンでは、韓国航空宇宙産業が共同でT-50Aを開発しています。

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