アメリカ海軍はF-35CライトニングIIで、空母着艦資格取得訓練(Carrier Qualification:CQ)の艦上開発試験第3フェーズ(DT-III)を実施します。「SEAPOWER Magazine」がアメリカ海軍広報官による情報として、2016年8月2日(火)付けで伝えています。
DT-IIIは空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)で実施、8月3日(水)にはF-35Cが着艦します。昼夜の着艦試験を行い、さまざまな環境での操縦性、デルタ・フライト・パス、高精度自動着陸技術を採用する統合精密アプローチ・着艦システム(JPALS)などの試験が行われます。
F-35Cの艦上開発試験は、2014年11月に第1フェーズ(DT-I)が空母USSニミッツ(CVN-68)で、2015年10月に第2フェーズ(DT-II)が空母USSドワイトD.アイゼンハワー(CVN-69)で、それぞれ実施されてきました。F-35Cは2018年にIOCを獲得する予定です。