空港が航空会社の乗入れ拒否-年の瀬を襲ったロシアでの騒動

空港が航空会社の乗入れ拒否-年の瀬を襲ったロシアでの騒動

もう年末で仕事納めた方もちらほら。これから旅行に出かける、趣味の時間に使う、家族で過ごすなど年末年始の休暇に入る方も多いはず。これは日本だけでなく、世界各地で同じように休暇になるところ、ロシアで旅行客をやきもきさせる一悶着が発生しました。

モスクワのブヌコボ国際空港はロシアのクバン航空が空港への料金未払いのため、乗り入れを停止すると2011年12月22日に発表。ブヌコボ空港は航空会社の運航を中止させたことは前例がなく、初めての事態とコメント。

さらに、交渉中にはクバン航空が「旅客は運ぶものの、支払いはしない」と発言したことを明らかにしました。その未払い額は11月分が8000万ルーブル、日本円で約2億円で総額は4億ルーブル、約10億円が未払い状態。

もう一方の当事者、クバン航空も負けず、ブヌコボ国際空港の発表後に交渉に望み、支払いを2012年4月以降に開始することを決め、ブヌコボ空港への乗り入れは継続されると発表しました。

年末の移動に忙しい時期に乗り入れを拒否される事態を作った航空会社も、交渉が進まない空港が繰り出した発表も旅客にとっては迷惑になったようです。

メニューを開く