三菱航空機と三菱重工業は2016年8月30日(火)、MRJ飛行試験機初号機のフェリーフライトの中断に関連し、その原因は空調システムを監視するセンサ信号に異常を検知したためと発表しました。
左右2系統ある空調システムのうち、左舷用監視システム側の不具合で、8月27日、8月28日に発表済みの通り、アメリカへ向けての長距離飛行のため、万全を期して、名古屋小牧への引き返しとしています。また、センサ信号の異常で、空調システム自体は、正常に作動しているとも説明しています。
なお、フェリーフライトは故障探究と対策を行った上で、改めて実施するとしています。
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