ハワイアン、ホノルル/ブリスベン線でASPIREフライト 環境への取り組み

ハワイアン、ホノルル/ブリスベン線でASPIREフライト 環境への取り組み

ニュース画像 1枚目:ハワイアン航空、環境の取り組みへのフライトで
© Hawaiian Airlines
ハワイアン航空、環境の取り組みへのフライトで

ハワイアン航空は2016年9月19日(月)、ホノルル/ブリスベン線のHA443便で消費燃料と炭素排出量の削減に取り組むフライトを運航しています。アジア太平洋環境プログラム(ASPIRE:Asia and Pacific Initiative to Reduce Emissions)として、アジア太平洋地域で管制機関と航空会社が連携し、効率的な運航を実現し、消費燃料と排出ガスの削減を図る環境への取り組みで、一連のフライトは9月22日(木)のブリスベン発ホノルル着HA444便でも実施します。

この路線で使用される機材はA330で、出発するホノルル国際空港でのタキシングから着陸まで、燃料1,500ポンド、およそ680キロ超を節約します。ハワイアン航空によると、ホノルル/ブリスベン線の週3便で、年間では自動車142台分、二酸化炭素は670トン分を削減することに相当するとしています。

ハワイアン航空では、この燃費削減の取り組みは、燃料の最適化と予測される風などの要因に基づき、効率的な飛行経路をカスタマイズし、効率的な航空交通管理の実現も不可欠としており、航空会社、空港、航空交通機関が一致、協力し炭素排出量の削減に取り組む良い事例だとしています。

なお、HA443便を運航したKen Rewick機長兼ハワイアン航空副社長は、驚くような業務効率を達成するために、アメリカ連邦航空局、オーストラリアのパートナーと共に実現できたとしています。ハワイアン航空は、4月22日にオークランド発ホノルル着でASPIREフライトを運航しました。

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