レッドブルエアレース第7戦、マティアス・ドルダラー選手の年間優勝決まる

レッドブルエアレース第7戦、マティアス・ドルダラー選手の年間優勝決まる

ニュース画像 1枚目:インディアナポリス戦で飛行する室屋選手
© Red Bull Air Race
インディアナポリス戦で飛行する室屋選手

2016年10月1日(土)と10月4日(日)の2日間、アメリカ・インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2016インディアナポリス」が開催されました。大会では、マスター・クラスでドイツのマティアス・ドルダラー選手が優勝、日本から出場している室屋義秀選手は予選を1位で通過したものの、「ラウンド・オブ8」でドルダラー選手に敗れ5位でした。ドルダラー選手は今回の大会で2016年度の年間優勝が確定しました。

10月1日(土)の予選では、室屋選手は全選手の中で最速となる1分2秒073のタイムで1位通過を果たしました。室屋選手が予選を1位で通過するのは2015年のラスベガス戦以来で今回が2回目です。2位以降ではオーストラリアのマット・ホール選手が唯一室屋選手と同じ1分2秒台で飛行して2位に、以降はイギリスのナイジェル・ラム選手、今季好調のマティアス・ドルダラー選手が続きました。

翌10月2日(日)の決勝戦、初戦の「ラウンド・オブ14」で室屋選手は今大会がマスタークラス初参加のクリスチャン・ボルトン選手と対戦、室屋選手は2つのミスで計4秒のペナルティがあったもののボルトン選手に約0.8秒差で勝り「ラウンド・オブ8」に進出しました。

「ラウンド・オブ8」では、室屋選手は強豪マティアス・ドルダラー選手と対戦、室屋選手はノーペナルティで1分3秒台で飛行したもののドルダラー選手は1分2秒台で飛行して室屋選手を下し「ラウンド・オブ4」にはドルダラー選手が進出、ドルダラー選手は最終ラウンドを唯一1分3秒台以下で飛行し優勝を果たしました。

今回優勝したマティアス・ドルダラー選手は年間スコアで2位のマット・ホール選手と15点以上の差をつけ、2016年度の年間優勝が確定しました。また、室屋選手は今回のインディアナポリス戦で6ポイントを獲得し、マスター・クラス14人中8位から6位に浮上、年間の総合ポイント数は現時点で室屋選手自身の過去最高をマークしています。

2016年シーズンは残りラスベガスの1戦で、室屋選手は2015年度の総合順位6位の最高記録を更新することができるかが注目されます。

期日: 2016/10/01 〜 2016/10/02
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