三菱重工業は2016年10月3日(月)、同社松阪工場でMRJの水平・垂直尾翼の組立開始に伴う竣工・鋲打ち式を開催しました。今回鋲打ちを行ったのは、全日空(ANA)向け量産初号機の垂直尾翼にある構造部品です。
竣工・鋲打ち式には、100名以上の関係者が参加し、開催され、式典にはローンチカスタマーのANAの関係者も出席しました。三菱航空機が毎月発行する「MRJニュースレター2016年10月」でその様子を紹介しています。
松阪工場には、MRJのサプライヤーの中小企業10社でつくる「航空機部品生産協同組合」による民間機向け小物部品の一貫生産・供給を担う航空機の部品製造拠点も設けられており、三菱重工はMRJ量産拠点の1つとして、水平・垂直尾翼の量産組立を行います。なお、松阪工場での部分組立後は、小牧南の最終組立工場に納入され、採取組み歌て作業へと続きます。