ボンバルディア、グローバル7000試験飛行機「C-GLBO」で初飛行

ボンバルディア、グローバル7000試験飛行機「C-GLBO」で初飛行

ニュース画像 1枚目:グローバル7000試験飛行機「C-GLBO」
© Bombardier
グローバル7000試験飛行機「C-GLBO」

ボンバルディアは2016年11月4日(金)、グローバル7000の開発プログラムで、その試験飛行機「FTV1」が初飛行を実施しました。同社はこの飛行を皮切りに、試験飛行プログラムを本格化させ、2018年後半に運航開始を予定しています。

グローバル7000試験飛行機「C-GLBO」は、Ed Grabman機長、Jeff Karnes副機長、Jason Nickelエンジニアが乗務し、ボンバルディアのトロント施設を10時25分に出発し、基本的なシステム機能、機体の扱い、飛行性の評価、飛行制御の確認を行い、飛行時間は約2時間27分でした。初飛行は20,000フィートと6,096メートルにまで上昇し、速度は240ノットと、計画していた速度に達しました。

グローバル7000は客室スペースに4ゾーンを設け、快適性を確保した大型ビジネスジェットで、あわせてコクピットの改良、高効率エンジンによる高速クルージング、長距離性能の両方を兼ね備えた航空機をめざしています。都市間ではロンドンからシンガポール、ニューヨークからドバイへ直行で飛行可能な13,705キロメートルの航続距離を予定しています。

ボンバルディアでは、機体構造強度を検証する試験機とあわせたシミュレーションもあわせ含め、飛行試験プログラムを進めていきます。

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