シンガポール空軍のF-15SGやF-16C/D、一般道で離着陸訓練

シンガポール空軍のF-15SGやF-16C/D、一般道で離着陸訓練

シンガポール空軍(RSAF)は2016年11月11日(金)から11月14日(月)まで、一般道を使用したF-15SG、F-16C/Dの離着陸訓練「Exercise Torrent(エクササイズ・トレント) 2016」を実施しました。使用した一般道はリン・チュー・カン・ロードで、シンガポール空軍の主力基地、テンガ空軍基地の西にある道路です。

この訓練では、テンガ基地、リン・チュー・カン・ロードを含め、滑走路4本、誘導路2本を使い、通常の離陸スピードより速く上空に展開し、着陸する訓練が行われました。シンガポール空軍ではこの訓練を通じ、パイロット、地上の整備、航空管制官を含め、航空機の安全運航を確認しました。

訓練は一般道のバス停、道路照明灯、道路標識、信号などを撤去し、進入角指示灯をはじめ各種灯火、進入できないようにするワイヤ、移動式管制塔などを設けて実施されました。一般道から滑走路への変更は48時間で対応、実際に滑走路として使用しました。

一連の訓練の様子は、シンガポール空軍のFacebookページでも紹介されています。

■コクピットからの風景
■一般道を滑走路に変更する作業風景
■一般道から離陸するF-15SG
■Exercise Torrent
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