NTTコミュニケーションズは2016年11月9日(水)、三菱航空機が進めるリージョナルジェット「MRJ」の開発に、同社のグローバルネットワークが採用されたと発表しました。
採用されたネットワークは、MRJの開発拠点である県営名古屋空港とワシントン州のグラントカウンティ国際空港、県営名古屋空港内の三菱航空機とシアトルのエンジニアリングセンターまで、大容量の飛行テストデータを日米間で迅速に送受信する需要から導入されたものです。
NTTコミュニケーションズは、同社が展開する「Arcstarグローバル専用サービス」や「Arcstar Universal One」などを一元的に提供することにより、MRJの型式証明取得に必要とされる日米での2,500時間以上のフライトテストで収集される大容量データを、通常時の4分の1となる短い時間で送受信可能となり、名古屋、シアトル、モーゼスレイクの3拠点で実施している開発業務の効率性を大幅に向上させることができたとしています。
同社は、三菱航空機のパートナーとして、「MRJ」に関わる事業を支えるICT基盤を、グローバルレベルで提供し、今後は開発や研究に関わる情報を高速に送受信する需要に応じた展開も推進していくとしています。