ボーイング、ガトウィック空港に新ハンガーを建設へ 欧州の航空会社に対応

ボーイング、ガトウィック空港に新ハンガーを建設へ 欧州の航空会社に対応

ニュース画像 1枚目:ロンドン・ガトウィック空港の全景
© Gatwick Airport Limited
ロンドン・ガトウィック空港の全景

ロンドン・ガトウィック空港とボーイングは2016年11月16日(水)、商用民間機向けメンテナンスハンガーを建設する独占的な協議に入ったと発表しました。

提案された施設は、立地自治体から計画の許認可を得る前提で、ガトウィック空港で短距離、長距離を運航する航空会社の喫緊のニーズに応じて短期間でサポートを提供する拠点となります。また、この施設はヨーロッパで運航するボーイングのゴールドケアサービスを契約する航空会社へのサポートも担います。

ガトウィック空港は、独立運営となって以来、インフラ、技術面、旅客施設に13億ポンド、約1,781億円の投資を行い、旅客数、旅客便数とも過去最高を記録しています。同空港は、ボーイングとの新たなパートナーシップで事業拡大、特に急成長する長距離運航の拡大を支援し、航空会社に世界クラスの設備を提供する環境になるとしています。

ボーイングは、同社の重要な投資で、イギリス、ヨーロッパの航空会社を支援します。また、この開発はイギリス政府とボーイングが2016年7月に締結した、成長に向けた長期的なイニシアチブを目指す共同コミットメントを支援する中の1つです。新施設は、ボーイングやサプライヤーなど、100名超の雇用を創出します。

計画承認を条件に、ボーイングは2017年後半から着工し、2018年に営業を開始する予定で、ハンガーを建設する正確な場所は、改めて発表される予定です。

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