防衛省海上幕僚監部は2016年11月21日(月)、アデン湾で海上自衛隊とEU海上部隊の共同訓練を実施したと発表しました。
訓練は、戦術技量の向上とEU海上部隊との連携強化を目的として実施され、海上自衛隊からは護衛艦護衛艦「すずつき(DD-117)」が参加しました。「すずつき」はSH-60J/Kヘリコプターを艦載できる能力を保持しています。EU海上部隊からはオランダ海軍所属でNH-90の艦載能力を持つフリゲート艦「TROMP(F803)」が参加しました。
訓練では、戦術運動、相互に利用する艦艇を交換するクロスデッキやパーソナル・エクスチェンジなどが実施されました。
なお、護衛艦「すずつき」は、ソマリア沖・アデン湾の海賊対処に従事するため、第25次隊として2016年7月から同海域に派遣されており、オランダ海軍のフリゲート艦「TROMP」との共同訓練は9月にも実施されています。