カナダのサミット・エアは、2016年12月13日(火)、同社保有のATR-72-200に大型貨物ドアを装備し、運航を開始したと発表しました。機体記号(レジ)「C-GJPY」で、カナダでは大型貨物ドアを装備した唯一のATR 72貨物機となります。
貨物ドアは、6カ月の改修期間を経て装着されたもので、作業はトゥールーズのIPRコンバージョンで実施されました。この改修により、108インチ、88インチの航空貨物の標準パレットを搭載することが可能です。これにより、ターンアラウンドを短くすることができ、効率性も高まります。
この改修には、大型貨物ドアの装備、未舗装滑走路の対応キット、GPSでのアプローチが可能な最新アビオニクスの搭載など、総額230万米ドルの投資となりました。なお、サミット・エアはATR 72-200を旅客機で2機、貨物機で3機、計5機の保有となります。