ピラタス、フランス空軍、ヨルダン空軍、キネティックとPC-21を契約

ピラタス、フランス空軍、ヨルダン空軍、キネティックとPC-21を契約

ニュース画像 1枚目:PC-21とパトルイユ・フランス
© Pilatus Aircraft Ltd
PC-21とパトルイユ・フランス

ピラタス・エアクラフトは2017年1月4日(水)、2016年末にPC-21を21機、契約したと発表しました。このうち、17機はフランス空軍、2機はヨルダン空軍、2機はイギリス防衛関連企業のキネティックです。契約総額は3億スイスフラン、日本円でおよそ342億円です。

フランス空軍は17機のPC-21の導入で、アルファ・ジェット、さらにその後にダッソー・ラファールでの任務にあたる軍用パイロットを訓練します。この契約は2016年12月30日に締結され、フランス空軍はスイス空軍に続き、統合訓練システムとしてPC-21を選定したこととなります。

ヨルダン空軍との契約は、2015年8月に契約済のPC-9M練習機について、2016年初頭に要件を再評価し、PC-21に調達機材が変更され、8機となっていましたが、オプションの2機が行使されたものです。これにより、計10機の契約となり、ヨルダン空軍のパイロット訓練を担います。契約された10機のうち初号機は2017年半ばに納入される予定です。

キネティックの発注分は、同社とイギリス国防省が締結するエンパイア・テスト・パイロット学校(ETPS)のテストパイロットを養成する機材で、ボスクームダウン基地を拠点に使用される予定です。

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