シコルスキーとPZLミェレッツ、M-28をカリブ・南米で売り込み

シコルスキーとPZLミェレッツ、M-28をカリブ・南米で売り込み

ニュース画像 1枚目:M-28スカイトラック
© Sikorsky
M-28スカイトラック

シコルスキーは同社傘下のPZLミェレッツと2017年3月半ばから5月までの約2カ月間、カリブ海と南米の7カ国、13都市を巡るツアーを実施すると発表しました。An-28として開発、PZLミェレッツM-28スカイトラックとして製造されている機体の短距離離着陸性能をアピールし、各地で売り込みます。

トリニダード・トバゴで3月中旬に飛行、地上でのデモンストレーションを開始し、ブラジル、アルゼンチン、エクアドル、コロンビア、パナマ、メキシコを5月中旬まで巡ります。このツアーには、各地の航空事業者、行政機関、軍関係者を招待し、M-28の性能を評価、実際に体験してもらいます。

M-28は要員降下機能、貨物搭載、傷病人の医療輸送などにあわせた対応も可能です。シコルスキーでは未舗装滑走路などが多く、短い滑走路でも運用できる機体について、見込み客に対し、離着陸性能、積載量、多目的な用途などを確認してもらいたいとアピールしています。

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