エティハド・アビエーション・グループ(EAG)とルフトハンザドイツ航空は2017年2月1日(水)、1億米ドル相当のグローバルケータリング契約と航空機の整備・修理・オーバーホール(MRO)での協力について、新たな提携を実施する覚書(MOU)を締結しました。
EAGのジェームス・ホーガンCEOは、エティハド・アライアンス以外の提携で最も重要な協力関係になるだろうとコメントし、同社はパートナーシップはその戦略の中心で、複雑で競争の激しいグローバル市場で、効果的かつ効率的に競争する基本になるとも述べています。ルフトハンザも同社のグローバル戦略に合う提携になるとし、歓迎しています。
ケータリング契約は4年間で、ルフトハンザ・グループのLSGスカイシェフがヨーロッパ、アジア、アメリカの16都市でエティハド航空にケータリング・サービスを提供します。これによりLSGは、アブダビを除きエティハド航空にケータリングサービスを提供する最大のプロバイダーとなります。
また、EAGとルフトハンザ・テクニークは、エティハド航空とエティハド・アライアンスの航空会社を対象にMROについてエティハド・エアウェイズ・エンジニアリングとシナジーを図る機会について検討を進めます。
EAGとルフトハンザ・グループは、引き続き貨物事業、調達部門、旅客サービスを含む分野で、競争優位性を高める協力について模索する方針です。両グループは、すでにルフトハンザとエティハド航空で南米路線とインド路線で相互にコードシェア実施をはじめ、エア・ベルリンの機材リースなどを合意、一部で実施しています。