セブ・パシフィック、ATR 72-600に軽量化チタンシートを採用

セブ・パシフィック、ATR 72-600に軽量化チタンシートを採用

ニュース画像 1枚目:セブパシフィック航空のATR 72-600
© Cebu Pacific Air
セブパシフィック航空のATR 72-600

セブ・パシフィック航空は2017年2月2日(木)、完全子会社のセブゴーが運航するATR 72-600に世界で最も軽いシート、Expliseatを選定したと発表しました。

ExpliseatはATR向けにチタンシートを供給しており、セブゴーが導入する16機すべてに搭載されます。同社のATR 72-600は通常仕様でモノクラス72席のところ、78席と6席多い仕様で、既に2機が引き渡しされています。この軽量化された座席は、消費燃料を減らし、より多くの旅客と貨物を乗せて運航することが期待されています。

セブゴーは超軽量の座席を装備し、旅客には快適な座席を提供しながら、燃費効率の良い運航を通じ、手頃な運賃額を実現できるとし、ひいては運航する地域経済に貢献できるとしています。

Expliseatは、チタンシートには炭素複合材料などの超軽量材料が採用されており、乗客の快適性、高い信頼性を維持しており、16の特許を得ている技術でもあります。

なお、セブ・パシフィック航空はATR 72-600を16機、確定発注していますが、オプション権で10機の権利も保有しています。

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