タイガーエア・オーストラリア、豪3都市からのデンパサール線を運休

タイガーエア・オーストラリア、豪3都市からのデンパサール線を運休

タイガーエア・オーストラリアは2017年2月3日(金)、インドネシア航空当局からデンパサール・ングラライ国際空港への乗り入れについて、最終認可を得ることができないとの情報を受け、同社はメルボルン、アデレード、パース線の定期便を全て運休すると発表しました。オーストラリアから出発する旅客には順次対応しているほか、バリに滞在中の旅客には、他社便への振り替えなどの対応を行うとしています。

タイガーエア・オーストラリアは1月11日(水)、インドネシア当局から新たな行政手続き上の求めに応じて欠航して以来、当局との交渉を進め、1月19日(木)付けで機材をA320に変更して運航再開をめざすと発表し、2月3日から通常通りの運航を再開する予定でした。

インドネシア当局は、バリ路線の手続きに少なくとも6カ月は時間を要するとの見込みを示し、これを受けてタイガーエア・オーストラリアは就航する3路線の運休を決定しました。

インドネシア当局の要求は不明なものの、タイガーエア・オーストラリアがヴァージン・オーストラリア傘下となり、その機材の737-800を使用したこと、タイガーエア・オーストラリアとヴァージン・オーストラリアの運航権(AOC)などが問題にされている模様です。

メニューを開く