航空自衛隊は、2017年1月30日(月)から3月19日(日)まで、グアムで日米豪共同訓練に参加しています。グアムで日米豪人道支援・災害救援共同訓練は2月12日(日)から2月25日(土)に実施、日米豪共同訓練は2月15日(水)から3月3日(金)に予定されています。
日米豪人道支援・災害救援共同訓練は、航空輸送、物料投下、不整地離着陸、航空患者搬送、飛行場応急装置訓練などを実施、日米豪共同訓練は防空戦闘、えん護戦闘、戦闘機戦闘、空対地射爆撃、電子戦、空中給油、戦術空輸、捜索などが実施されます。
訓練を通じ、日米共同対処能力や部隊の戦術技量の向上、人道支援や災害救援活動におけるアメリカ、オーストラリア軍との相互運用性の向上を図ります。実施場所はグアム島のアンダーセン空軍基地を拠点に、北マリアナ諸島サイパン島、テニアン島、ロタ島、ファラロン・デ・メディニラ空対地射場とその周辺空域です。
参加部隊は、日米豪共同訓練には築城の第8航空団、那覇の第9航空団、入間の航空救難団、三沢の警戒航空隊、小牧の第1輸送航空隊で、航空総隊から380名、航空支援集団の100名が派遣されます。
空自が使用する航空機は、F-15J/DJの8機、F-2Aの6機、U-125Aの2機、E-2Cの2機、C-130Hの2機、KC-767の2機、計22機です。このうち、日米豪人道支援・災害救援共同訓練には小牧の第1輸送航空隊と航空機動衛生隊の70名とC-130Hの2機が参加します。