航空会社の対応で世間も広く関心を持つ話題の一つに、太った方に多く料金を支払ってもらうか否か、があります。カンタス航空の前財務責任者を務めていたトニー・ウェーバー氏が体重の重い人に多く払ってもらう「肥満税」なるものが必要、と新聞のコラムに寄稿して再びこの問題が注目を集めています。
オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルドによると、同じオーストラリアの航空会社ではヴァージン・オーストラリアは「肥満税」は考えていない、格安航空会社のタイガー・エアウェイズは2席分を購入するかは利用者が判断すること、ジェットスターは大きな問題ではないとの回答を掲載しています。
この記事に付随しているアンケートでは、67%が体重の重い人に多く払ってもらうようにするべきと回答。2010年にイギリス・スカイスキャナーが利用者に調査した結果でも、76%が「肥満税」を徴収すべき、と回答していました。
さてこの問題、どのように収まっていくか、今後も注目です。