定時到着率、ANAが初の世界1位-JALもコードシェア便含め世界1位

定時到着率、ANAが初の世界1位-JALもコードシェア便含め世界1位

全日空(ANA)、日本航空(JAL)がアメリカ、Conducive Technology社の調査で、2011年の定時到着率の各部門で1位に認定されました。Conducive Technology社は航空機の運航状況を調べることができる「Flightstats」を運営しています。

両社が認定された定時到着率は、1日15万フライト以上のフライトから収集された情報を元に分析したもの。FlightStatsは到着予定時刻のうち、遅延15分未満の到着便が定時到着としてカウントされています。

ANAは2011年定時到着率の世界1位、アジア地区1位を獲得。ANAは「Major International Airlines」部門で受賞、Conducive Technologyによる一連の表彰は初めて。FlightStatsの集計では、2011年1月から12月までの対象便19万8231便のうち、定時到着率は90.18%でした。

一方、JALは国際線、国内線、コードシェア便を含む部門(Major International Airlines Operated and Codeshare Flights)で、対象の41万9060便の定時到着率が86.33%で1位を獲得しました。

JALグループは日本エアコミューターがアジア・リージョナル部門(Regional Asian Airlines)で15社中92.60%と第1位。この部門はジェイ・エア、JALエクスプレス、日本トランスオーシャン航空の4社がベスト5にランキンクイン。ANAウィングスも上位5社入りし、日本の会社が独占しました。

なお、各部門別ランキングはflightstatsのウェブサイトを参照ください。

メニューを開く