空母カール・ヴィンソンとCVW-2、南シナ海でのパトロールを開始

空母カール・ヴィンソンとCVW-2、南シナ海でのパトロールを開始

ニュース画像 1枚目:航行するCVN-70
© U.S. Navy
航行するCVN-70

アメリカ海軍は2017年2月18日(土)、空母「カール・ヴィンソン(CVN-70)」を旗艦とする空母打撃群が南シナ海でパトロールを開始したと発表しました。CVN-70に加え、MH-60Rを搭載するミサイル駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー(DDG-108)」、第2空母航空団(CVW-2)などで構成しています。

南シナ海でのパトロールに先立ち、ハワイやグアムで準備を整え、訓練を行い、グアム出港時にはグアムに前方展開しているB-1Bランサーが飛行、その後にマリアナ、フィリピン海と航行しています。

CVN-70は最後に2015年に西太平洋に展開して以来のこの地域でのパトロールを行うものです。2015年には、南シナ海でマレーシアの海軍、空軍と二国間演習を行っています。

なお、CVW-2の構成は以下の通りです。

■CVW-2所属飛行隊
第4ヘリコプター海上作戦飛行隊 (HSC-4) ブラック・ナイツ MH-60S
第78ヘリコプター海洋攻撃飛行隊 (HSM-78) ブルー・ホークス MH-60R
第2戦闘攻撃飛行隊 (VFA-2) バウンティ・ハンターズ F/A-18F
第34戦闘攻撃飛行隊 (VFA-34) ブルー・ブラスターズ F/A-18C
第137戦闘攻撃飛行隊 (VFA-137) ケストレルズ F/A-18E
第192戦闘攻撃飛行隊 (VFA-192) ゴールデン・ドランゴンズ F/A-18E
第113早期警戒飛行隊 (VAW-113) ブラック・イーグルズ E-2C
第136電子攻撃飛行隊 (VAQ-136) ガントレッツ EA-18G

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