空自のF-35A、100ソーティ達成 FMS向けパイロット訓練で

空自のF-35A、100ソーティ達成 FMS向けパイロット訓練で

ニュース画像 1枚目:100ソーティを達成した空自向けF-35A
© U.S. Air Force / Louis Vega Jr.
100ソーティを達成した空自向けF-35A

アメリカ・アリゾナ州のルーク空軍基地で、対外軍事有償援助プログラム(FMS)向けのパイロット訓練で2017年3月7日(火)、100ソーティを記録したと所在する第944戦闘航空団(944FW)が発表しました。公開されている画像によると、記録は航空自衛隊に納入されたF-35A、2号機の「69-8702」で、Michael “Frog” Hobson少佐によるマイルストーンとなりました。

ルーク空軍基地には、航空自衛隊向けF-35Aが計4機配備される予定で、すでに3機が2016年12月までに到着しており、順調に訓練が進められています。第4世代のF-2、F-4で経験を豊富に積んだパイロットが訓練を受けており、944FWによると、5月にも最初の2名のパイロットが訓練を終了するとしています。944FWは、アメリカ空軍が実施する移行訓練をほぼ同様の内容であるものの、一部はそれぞれの国の事情で求められる訓練も実施しているとし、移行プログラムは、座学、シミュレーター、実飛行とあわせて実施しています。

なお、ツチヤ・トオル3等空佐は、3カ月で100ソーティの達成について、アメリカ空軍、ロッキード・マーティンのスタッフに感謝すると共に、同基地での支援に感謝の意を示しています。

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