空自隊員によるF-35Aの初飛行、ルーク空軍基地の944FWも祝福

空自隊員によるF-35Aの初飛行、ルーク空軍基地の944FWも祝福

ニュース画像 1枚目:ルーク空軍基地で訓練が行われている空自F-35A 「69-8701」
© U.S. Air Force / Louis Vega Jr.
ルーク空軍基地で訓練が行われている空自F-35A 「69-8701」

航空自衛隊は、アリゾナ州のルーク空軍基地で空自隊員が初飛行したと発表していますが、第944戦闘航空団(944FW)もこの空自隊員による2月7日(火)のF-35A初飛行を歓迎しています。

944FWは、操縦桿を握ったのはナカノ2等空佐で、そのソロ・ソーティを空自の整備員に加え、944FW、ロッキード・マーティンも支援しました。ナカノ2等空佐は空自の歴史的な出来事であると同時に、パイロットとして自身の経歴でもすばらしいものと述べ、初飛行は天気、機体の能力ともに完璧だったとのコメントを寄せています。

空自は、2017年度以降にF-35A飛行隊を新編、三沢基地に配備する予定で、ナカノ2等空佐はできるだけ速く、日本初のF-35飛行隊を編成したいと述べ、F-35パイロットとしての訓練をさらに積む考えを示しました。

なお、944FWによると4機目は2月第3週に4機目の「69-8704」がルーク空軍基地に到着する予定で、2018年にかけて空自のF-35パイロット向けに3クラスを開設、整備士を数十名、同施設で育成する予定です。

ルーク空軍基地では現在、オーストラリア、イタリア、ノルウェー、トルコ、オランダ、デンマーク、カナダなどのパートナー国に加え、日本、イスラエル、韓国と対外軍事有償援助プログラム(FMS)向けのパイロット訓練を実施しています。

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