アラスカ航空とヴァージン・アメリカ、ブランドは「アラスカ」に統一

アラスカ航空とヴァージン・アメリカ、ブランドは「アラスカ」に統一

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空 737
© Alaska Airlines
アラスカ航空 737

アラスカ航空とヴァージン・アメリカは2017年3月22日(水)、両社の合併に伴い2019年ごろに「アラスカ航空」に社名を統一し、「ヴァージン・アメリカ」の使用を終了する予定と発表しました。ただし、「ヴァージン」ブランド・ファンが好むムード照明、音楽など温かく歓迎する西海岸風の雰囲気は継続して作り出すとしています。また、合併の当初からの目標である、低料金、利便性の良いフライト、プレミアム・プロダクトなど西海岸の利用者を意識した航空会社として、カリフォルニア州でのプレゼンスを向上させるとしています。

サービス面のアップグレード、リニューアルも進められています。アラスカ航空は、2018年に新シートとアメニティを装備した再設計された客室を導入し、既に一部の機体で改装を開始しています。さらにファッションデザイナーのLulyYangさんが手がけるユニフォームを、2019年半ばに乗務員、顧客サービス担当者、パイロット、整備士、地上クルーに採用される予定です。

また、高速Wi-Fiは2018年秋にアラスカ航空の737の全機に導入が完了するほか、ヴァージン・アメリカのエアバス機にも導入されます。このエアバス機には、アラスカ航空が2017年に導入を開始した新しいファースト、プレミアムクラスのシートを、2018年第4四半期から搭載する予定です。エアバスでは、ファーストは現在の8席から12席、プレミアムシートは18席を装備します。

このほか、マイレージプログラムはアラスカ航空のマイレージ・プランに統合し、2019年初めにはシアトル、ポートランド、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークJFK空港でそれぞれ空港ラウンジのリニューアル、または新設します。

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