ガルフストリーム、G500の型式証明までスケジュール通り 年末に納入へ

ガルフストリーム、G500の型式証明までスケジュール通り 年末に納入へ

ニュース画像 1枚目:G500、画像は試験飛行初号機
© Gulfstream Aerospace
G500、画像は試験飛行初号機

ガルフストリーム・エアロスペースは2017年3月23日(木)、G500試験飛行プログラムについて、2017年のアメリカ連邦航空局(FAA)の認定取得に向けて順調に進んでいると発表しました。G500は試験飛行機5機、飛行時間は2,600時間を超え、600フライト以上を飛行しています。

この試験飛行で、開発試験の段階は完了し、FAA認定の手続きを含む最終段階に入り、プログラムの成熟度、計画通りの進捗は大きな自信となり、予定通り、2017年内に1機目を顧客に引き渡します。

ガルフストリームは、開発にあたって幅広い顧客からのフィードバックを活かし、G500のインテリアを設計しています。特に、客室装備を搭載した試験飛行機に搭乗した開発スタッフは、新しく設計した快適な座席、衛星通信の装備強化など、G500の顧客体験はさらに満足度を高めるものとコメントしています。

G500試験飛行機のうち、客室装備を搭載した機体記号(レジ)「N505GD」は2016年8月5日(金)に初飛行し、180時間以上を飛行しています。その他の4機の飛行試験機は、2,450時間以上を飛行しており、速度は最大マッハ0.995、高度は最大16,154メートルを達成しています。

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