ターキッシュ・エアラインズ、ソマリアに貨物専用機で人道支援物資を輸送

ターキッシュ・エアラインズ、ソマリアに貨物専用機で人道支援物資を輸送

ニュース画像 1枚目:ソマリアのモガディシュで政府高官らの出迎えを受けたA330F
© Turkish Airlines
ソマリアのモガディシュで政府高官らの出迎えを受けたA330F

ターキッシュ・エアラインズは2017年4月5日(水)、食糧危機に直面するソマリアへの支援物資輸送機の要請に応じ、イスタンブール/モガディシュ間で人道支援物資を搭載した貨物機を運航しました。Twitterで著名なジェローム・ジャー氏がソマリアへ定期便を運航するターキッシュ・エアラインズに対し、ソマリア食糧支援の輸送機を要請する動画を投稿し、世界中から大きな反響を呼び、ハリウッド俳優らも巻き込んだ拡散につながりました。

ターキッシュ・エアラインズもこの行動に対し、6カ月にわたるソマリアへの人道支援物資、計200トンの輸送を支援すると発表しました。この支援発表から間もなく、100万米ドル達成を目標とした寄付金集めが始まり、22時間で104カ国、16,000件の寄付が寄せられ、目標を達成したのち、15日目には125カ国、80,000件の寄付、調達額は240万ドルとなりました。

4月4日(火)夜にターキッシュ・エアラインズのA330-200貨物専用機がイスタンブールを出発、ソマリアへタンパク質強化乳児用粉ミルク65トンを輸送しました。モガディシュでは、現地NGOの代表、フォウシヤ・アビイカー・ヌル厚生大臣、モハメド・アブデュラヒ・サラド輸送・民間航空大臣など政府高官などに出迎えられました。同社はソマリアと世界を結ぶ唯一の民間航空会社として、その社会的責任は大きいとして、引き続き協力していくと述べています。

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