海上自衛隊は2017年5月15日(月)、シンガポールで開催されるシンガポール海軍主催の国際観艦式「International Maritime Review 2017」に参加すると発表しました。派遣艦艇は、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも(DDH-183)」、SH-60J/K哨戒ヘリコプターを最大で2機搭載できる護衛艦「さざなみ(DD-113)」です。派遣する隊員は約700名で、国際観艦式にあわせて実施される多国間洋上訓練にも参加する予定です。
シンガポール海軍は2017年、創立50周年を迎えており、これを記念する国際観艦式で、すでに海上自衛隊にヘリコプター搭載護衛艦のいずも型(DDH)の参加を打診、参加艦艇は未定ながら、DDHの派遣が決まっていたものです。
この国際観艦式には、イギリス、アメリカ、フランス、オーストラリア、中国、インドなど30カ国が招聘されており、これらの海軍と多国間洋上訓練が行われます。なお、いずも型は、3月時点で発表されている国際観艦式に参加する艦艇の中で、最も大型の艦艇です。