成田国際空港(NAA)は2017年4月27日(木)、2017年秋に「Visitor Service Center(ビジター・サービスセンター)」を新設すると発表しました。インバウンドの利用客向けに利便性向上をめざし、第1ターミナル到着階に新設し、日本での滞在を安心、快適に過ごしてもらう情報やサービスをワンストップでの提供をめざします。NAAはエリア全体のリニューアルを実施する予定で、新設する中央カウンターと再配置するサービス店舗は、8月に先行オープンする予定です。
ビジター・サービスセンターの中央にカウンターを新設し、日本国内の観光案内、ニーズに応じた旅行プランの作成、宿泊・ツアー手配や各種チケット類の購入まで対応するほか、乗継客向けのツアー「Narita Airport Transit & Stay Program」の受付も配置します。サービス店舗は、携帯電話やWi-Fiレンタル、レンタカーなどのカウンター店舗、ATMなど業態ごとに再配置し、利便性や機能性の向上を図り、初めて訪れる旅客に分かりやすく安心して利用できるようにします。
施設の面積は約1,300平方メートルと国内空港では最大級となり、新たに設置する最先端の情報端末、プロモーションスペース、パンフレットコーナーなどから、全国の旬の観光情報を入手できるようにし、空間デザインによる「日本のおもてなし」「日本の旅の出発点」を印象づけるエリアとします。設けられるビジター・サービスセンター施設は以下の通りです。
■Visitor Service Center <中央カウンター> ・外国人観光案内所(ツーリストインフォメーションセンター) ・旅行・チケット販売店舗 ・Narita Airport Transit & Stay Program受付カウンター <再配置のサービス店舗> ・携帯電話・Wi-Fiレンタル、SIMカード販売カウンター ・レンタカー受付カウンター ・ATM(海外発行クレジットカード対応)、自動外貨両替機 ・コインロッカー <観光情報提供> ・情報端末コーナー ・プロモーションスペース ・パンフレットコーナー ・シーティングスペース