ボーイングは2017年6月19日(月)、「パリ・エアショー2017」でインドの格安航空会社(LCC)のスパイスジェットと737 MAX 10を40機購入について、覚書を契約しました。カタログ価格で総額47億ドル相当の契約です。この契約は、新たに20機の購入、737 MAX 8からの切り替えが20機分で構成しています。契約が確定次第、ボーイングの受注・納入リストに掲載される予定です。
スパイスジェットは、737の運航会社、かつ737 MAXを発注済みの航空会社として、最新の737 MAX 10のローンチ・カスタマー・グループとなることは光栄だとコメントし、インドでは初めて新型機を導入する会社として、需要の多い路線の収益拡大に運航コストを抑えながら取り組むことができる重要な機種になるとコメントしています。
同社は現在、737NGを35機、DHC-8-400(Q400)を19機で運航しており、インド市場の成長にあわせ、2020年までに100機超で運航する計画となっています。同社は737 MAXの1機目を2018年に導入する予定です。