GECAS、737-800旅客機の貨物機改修プログラム 新たに30機追加改修へ

GECAS、737-800旅客機の貨物機改修プログラム 新たに30機追加改修へ

航空機リース会社のGE キャピタル アヴィエーション サービス(GECAS)は2017年6月21日(水)、737-800旅客機30機を貨物機に改修する計画を発表しました。これはGECASが2015年にエアロノーティカル・エンジニアリング(Aeronautical Engineers:AEI)、2016年にボーイングとそれぞれマイアミと上海で改修プログラムを進めているプログラムで、受注機数を増やしたものです。

改修する機材はGECASが保有・管理する旅客機のうち、2018年以降にリース返却を受けて貨物機へと改修する計画です。GECASは現在、737-800旅客機を25カ国の顧客へ220機ほど保有、リースしています。

すでにリース先としてASLグループとウェスト・アトランティック・グループが発表されており、これらの航空会社には2018年から2019年にかけて引き渡しされる予定です。GECASでは、20トンから25トンの航空貨物市場での需要を見いだしており、737-800貨物機は特に宅配便市場でのニーズがあるとしています。この737-800貨物機はCFM56-7Bエンジンを搭載し、23.9トン、12パレットをを積載し、航続距離は2,000海里超となっています。

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