エアバスは2017年6月22日(木)、「パリ・エアショー2017」でイランのザクロス・エアとエアバス製の28機購入で覚書を契約しました。この契約内訳によると、A320neoを20機、A330neoを8機を導入する予定です。ザクロス・エアはすでにA320ceoファミリーを11機運航しており、イラン国内では最大規模のエアバス・オペレーターとなっています。
ザクロス・エアは国内線、国際線に使用している保有機のリニューアルを進める計画で、A320ファミリーの運航実績を踏まえ、引き続きエアバスの機種を選定したものです。エアバスのこの発注を歓迎、最も効率的な単通路機に加え、ワイドボディ機も加え、機種間の統一性から各機種の導入も順調に進むだろうとコメントしています。
この覚書は、アメリカ財務省外国資産管理局(OFAC)や英仏独米中露による「JOINT COMPREHENSIVE PLAN OF ACTION (JCPOA)」など各種認可を経た上で、正式契約を締結に至る予定です。