航空自衛隊、7月1日に南西航空混成団を「南西航空方面隊」へ新編

航空自衛隊、7月1日に南西航空混成団を「南西航空方面隊」へ新編

ニュース画像 1枚目:航空自衛隊 F-15 イメージ
© 航空自衛隊
航空自衛隊 F-15 イメージ

航空自衛隊は2017年7月1日(土)、那覇基地で「南西航空混成団」を「南西航空方面隊」に新編、その記念式典を開催しました。防衛省から宮澤防衛大臣政務官が出席、新たな南西航空方面隊司令となる武藤茂樹空将に指揮官旗が授与されました。

防衛省は、2017年度予算で防衛省設置法等の一部を改正する法律を第193回国会に提出、6月2日(金)に公布されていました。この改正法のうち、南西航空混成団関連は、自衛隊法第20条、第20条の7から第21条までの各種条文が新たになっています。南西航空混成団の改編は公布から起算し、3カ月以内に政令で実施する事となっていました。

「南西航空混成団」から「南西航空方面隊」への新編は、すでに那覇基地におよそ40機に増強されているF-15の2016年の改組に伴う対応です。今回の格上げにより、航空総隊隷下に司令部を含め、方面隊は北部、中部、西部、南西と4方面隊で構成します。このうち、南西航空方面隊は、那覇基地に司令部を置き、第9航空団の第204飛行隊、第304飛行隊がF-15J/DJ、T-4、南西支援飛行班がT-4などで編成、そのほか南西航空警戒管制団、第5高射群など、およそ3,200名超で構成しています。

メニューを開く