エア・トランザット、A321neoLRをリースで10機導入へ 北米では初

エア・トランザット、A321neoLRをリースで10機導入へ 北米では初

ニュース画像 1枚目:エア・トランザット塗装のA321neoLR イメージ
© AIRBUS S.A.S.
エア・トランザット塗装のA321neoLR イメージ

エアバスとリース会社のエアキャップは、カナダのエア・トランザットにA321neoLRを10機、契約したと発表しました。エア・トランザットは北米で初めて、A321LRを運航する航空会社となります。

契約は12年間の長期リース契約で、2019年春に初号機が導入され、2020年秋までに受領する計画で、これにあわせ保有するA310は順次、退役、更新します。このA321neoLRは、200席を装着する仕様で、全ての座席にスクリーンが設置され、機内エンターテイメントを楽しめるようにし、カリブ海などのデスティネーション、さらに大西洋路線に投入される予定です。

A321neoLRは航続距離が4,000海里、およそ7,400キロメートルで、エア・トランザットでは座席あたりのコストを抑え、同時に排出する温暖化ガスの削減にもつながるとしています。

なお、エアキャップはエア・トランザットの機材を効率的に運用、かつ長距離の単通路機で旅客も快適に移動できるだろうとコメントしています。同社は、A320neoファミリーを220機発注しており、リース会社では最大の発注機数となっています。

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