JAL、農業総合研究所などと輸出拡大で連携協定 定温輸送を活用

JAL、農業総合研究所などと輸出拡大で連携協定 定温輸送を活用

日本航空(JAL)は2017年7月12日(水)、農業総合研究所、世界市場の3社で「農産物の日本からの輸出拡大」と「日本の地方発農産物の取引拡大」を推進し、地域の活性化に向けた連携協定を締結しました。

農業総合研究所は、日本全国の生産者とスーパーマーケットをITでダイレクトに繋ぎ、これまでにない新しい農産物流通システム「農家の直売所」を展開しており、世界市場は、農業総合研究所が日本国内で展開する「農家の直売所」の運営モデルを前提に「NIPPON ICHIBA」を海外に展開しています。

この締結により、JALは、海外展開のニーズや問い合わせに対し、「NIPPON ICHIBA」を紹介し、国内の生産者と海外の消費者の橋渡しをし、日本の地域活性化に貢献します。特に、貨物部門のJAL CARGOは定温輸送のノウハウを活かした輸送方法の提案を行い、将来的にはJAL国内線と国際線のネットワークを組み合わせ、日本各地から世界各地へスピーディーな輸送を提供する方針です。

3社は、2017年8月から和歌山と北海道の集荷拠点で生産者から農産物を預かり、香港へ航空輸送し、現地提携スーパーマーケットで「NIPPON ICHIBA」を活用した販売を開始します。これを契機に、日本国内の集荷拠点を順次拡大し、海外の消費者に日本産の農産物を手頃な価格で提供し、シンガポールや台湾など販路、流通拡大を目指します。詳しくは、JALのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/07/12から
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