アメリカン航空、777-200に75年勤務する世界最長の整備士の名誉を刻む

アメリカン航空、777-200に75年勤務する世界最長の整備士の名誉を刻む

ニュース画像 1枚目:アル・ブラックマン氏の長年の功績を讃える777-200
© American Airlines Group, Inc.
アル・ブラックマン氏の長年の功績を讃える777-200

アメリカン航空は2017年7月18日(月)、航空機整備士として75年という最長のキャリアを築き、ギネス世界記録認定を受けたアズレイユ・アル・ブラックマン氏を讃え、同社の777-200にその名誉を記した機体をニューヨーク・JFKの格納庫で披露しました。機体記号(レジ)「N751AN」の前方ドア横に、「Azreil “Al” Blackman」と勤務した「75」が記されています。

ブラックマン氏は16歳でマンハッタンのアビエーション・ハイスクールを卒業、アメリカン航空の前身、アメリカン・エキスポート・エアラインズに入社し、シートメタル・ショップで見習いとしてその経歴をスタートしました。当時は時間給50セントだったそうです。勤務を始めた1940年代の飛行船に始まり、現在の777まで75年に渡り、ブラックマン氏は魅力的な航空機の作業を担当してきました。また、ブラックマン氏のシフトは始業が午前5時ですが、ほとんどの日は午前3時前にハンガーに到着し、規則正しく勤務しています。

アメリカン航空のダグ・パーカーCEOは、100万人超の同社スタッフを代表し、75周年を祝うと同時に、ブラックマン氏の長年の功績を光栄に思うと祝辞を贈り、たゆまぬ努力と多くのスタッフへ訓練と教育に携わる献身的な取り組みは、航空機の安全性を維持し、より良い航空会社にしてきたとコメントしています。また、ブラックマン氏にはギネス世界記録「航空会社に勤務する世界最長の整備士(Longest career as an airline mechanic)」の認定が贈られました。

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