ルフトハンザドイツ航空、ボゴタ発フランクフルト行き便で赤ちゃんが誕生

ルフトハンザドイツ航空、ボゴタ発フランクフルト行き便で赤ちゃんが誕生

ニュース画像 1枚目:LH543便で誕生した赤ちゃんとクルー
© Lufthansa
LH543便で誕生した赤ちゃんとクルー

ルフトハンザドイツ航空では2017年7月26日(水)、ボゴタ発フランクフルト行きLH543便の機内で、乗務員の手助けにより、元気な赤ちゃんが誕生しました。

機体番号(レジ)「D-AIFC」のA340-300が191人の乗客と乗務員13人を乗せ、コロンビアの都市ボゴタを7月25日(火)21時に出発してから、ブルガリア出身の38歳の女性に早期の陣痛が起こりました。乗務員は乗客数名を前の座席に移し、機体後部をプライバシースクリーンで遮断し、即興の分娩室を作り、乗り合わせた医師3人と客室乗務員により、無事に赤ちゃんを取り上げることができました。

北緯49度、西経21度、高度11,800メートルで生まれた赤ちゃんは、医師のうちの1人の名前を取って、ニコライと名付けられました。母子ともに健康ですが、産後のケアが必要であるため、同フライトは急遽マンチェスターにストップオーバーしています。

機内での出産は稀なことで、ルフトハンザドイツ航空は1965年以来、11件の事例があります。客室乗務員は機内で起こりえる出産を含む応急処置訓練を受けていますが、同社は妊娠中の方は搭乗前に産婦人科医に相談すること、また妊娠28週以降から36週までは医師の証明書を証明書を持参することを勧めています。

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