ボーイングは2017年7月24日(月)、オシュコシュで開催されるEAAエア・ベンチャーにあわせ、「2017年パイロットと技術者予測」を発表しました。このレポートは、世界の民間航空機材の増加を支える運航スタッフの需要を今後20年間にわたって予測するもので、今回で8回目となります。
2017年の予測は2016年予測と比較し、パイロット需要は3.2%の微増を見込んでいますが、整備技術者の需要は、整備に要する時間が短縮される737 MAXの登場により、4.6%微減になると予測しています。また、2017年から2036年まで世界の民間航空会社で637,000名の新規パイロット、648,000名の新規技術者、839,000名の新規客室乗務員が必要になると予測しています。
なお、新規パイロットと技術者の地域別需要予測は以下の通りです。
■新規パイロットと技術者、客室乗務員の地域別予測 (※数字はパイロット、技術者、客室乗務員の順) アジア太平洋:253,000名 / 256,000名 / 308,000名 ヨーロッパ:106,000名 / 111,000名 / 173,000名 北アメリカ:117,000名 / 118,000名 / 154,000名 ラテンアメリカ:52,000名 / 49,000名 / 52,000名 中東:63,000名 / 66,000名 / 96,000名 アフリカ:24,000名 / 23,000名 / 28,000名 ロシア/CIS:22,000名 / 25,000名 / 28,000名