アラスカ航空、2018年からGogoの2Kuバンドを保有する全機材に導入へ

アラスカ航空、2018年からGogoの2Kuバンドを保有する全機材に導入へ

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© Alaska Airlines
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アラスカ航空は2017年8月22日(火)、インターネット接続サービスを提供するGogoと提携し、同社が保有するボーイング、エアバス機材の全てに、より速く接続が可能となる2Kuバンドを導入すると発表しました。2018年前半から737に導入開始し、2018年末までには40機から50機に装備が完了、残りのアラスカ航空とヴァージン・アメリカの主流機材には2020年の早い時期までに衛星Wi-Fiが装備される予定です。

Gogoの2Kuバンドは、GogoのATG(Air-To-Ground)より、20倍の帯域幅を持ち、NetflixやHuluなど動画のストリーミングも可能で、電子機器を地上と同様に利用することができるほか、アメリカ本土を離れる路線では利用できなかった、人気のハワイ、メキシコ、コスタリカ線でもインターネットが利用できるようになります。

また、2Kuバンドでは上空10,000フィートに達するまで待つ必要がなく、搭乗から降機まで地上と同じ速度を楽しめます。なお、衛星Wi-Fiサービスの利用料金は今後発表されますが、現在のATGよりも安い価格が設定されます。なお、ホライゾン航空、スカイウエストが運航する短距離線のリージョナルジェットはGogoのATG4の利用を継続します。

なお、アラスカ航空は同日、ヴァージン・アメリカ運航便でも、機内でiMessage, WhatsApp、Facebook Messengerアプリを利用し、地上とのメッセージのやり取りができる「Free Chat」サービスを導入したほか、機内エンターテイメント「RED」の全コンテンツの無料化を発表しています。詳しくは、アラスカ航空のウェブサイトを参照ください。

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