エアバス、サウジアラビアのLCCフライアデルにA320を納入 9月就航へ

エアバス、サウジアラビアのLCCフライアデルにA320を納入 9月就航へ

ニュース画像 1枚目:フライアデルに納入されたA320
© AIRBUS S.A.S.
フライアデルに納入されたA320

エアバスは2017年8月23日(水)、サウジアラビアに新たに設立された格安航空会社(LCC)のフライアデルに、初めてのA320ceoを納入したと発表しました。フライアデルは2016年に設立が発表され、サウジアラビア建国記念日の2017年9月23日(土)、運航を開始します。同社は、需要が拡大する国内市場を手始めに、リージョナル市場で定期便を運航します。

フライアデルのA320は、CFMエンジンを搭載し、モノクラス186席の仕様です。シートは最新のレカロ製の18インチ・ワイド・エコノミーのシートを装着し、快適性に配慮しているほか、USB電源コンセントとパーソナルデバイスホルダーも備えています。

サウジアラビアは「ビジョン2030」を打ち出し、運輸業と観光を国の重要な柱とし、将来の発展に向けた戦略的な施策を打ち出しており、フライアデルを含む航空産業は、こうした政策の中で国や地域を発展させる戦略の中核にあります。

引き渡しされたフライアデル向けのA320は、リース会社のドバイ・アエロスペース・エンタープライズ(DAE)がリースした機材で、8機を契約しています。なお、この機材は今回の1機目を皮切りに2018年までに納入される予定です。

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