三沢基地のアメリカ空軍と空自、航空祭の開催前に危機管理演習を実施

三沢基地のアメリカ空軍と空自、航空祭の開催前に危機管理演習を実施

ニュース画像 1枚目:三沢基地で実施された危機管理演習
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Deana Heitzman
三沢基地で実施された危機管理演習

青森県の三沢基地で2017年8月30日(水)、日米共同で危機管理演習(Emergency Management Exercise:EME)が実施されました。EMEは航空自衛隊、アメリカ空軍が緊急事態に備え、その対応状況を確認するもので、例年、三沢基地航空祭を前に共同で開催されています。

演習は、空自とアメリカ空軍のコミュニケーションを再評価し、共同で事態に対処する能力を高める目的で実施されており、事故などの緊急事態だけでなく、安全保障上のの様々な場合にも対応することを目指しています。特に、今回の共同訓練は基本的な緊急事態対応計画を強化し、シミュレーションで火災に包まれている航空機や傷害対応などにあたり、対処時間を短縮しています。

2017年の三沢航空祭では、10万人程度の観客が訪れる予定で、セキュリティ対策を強化し、基地を訪れる人たちの安全を確保します。なお、三沢航空祭ではアメリカ軍、航空自衛隊、民間から15機種以上の航空機が展示される予定です。

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