アイランド・エア、ATR 72を全て退役 Q400に機材統一を完了

アイランド・エア、ATR 72を全て退役 Q400に機材統一を完了

アメリカ・ハワイ州で島嶼間を結ぶ定期便を運航するアイランド・エアは2017年9月5日(火)、ATR 72-200を運航ラインから退役させ、同社のDHC-8-400(Q400)への機材更新が完了したと発表しました。同社は9月9日(土)に設立37周年を迎え、その周年行事に合わせた事業体制となります。

アイランド・エアの最後のATRとなった機材は、機体記号(レジ)「N944WP」の愛称「Ho'opa'a (ホオパア:伴奏者の意)」で、9月4日(月)にカウアイ島のリフエ空港からホノルルのダニエル・K・イノウエ空港に最後の定期便を運航しました。最終便の機内では、乗客に特別なスナックや飲み物などが提供されました。

アイランド・エアのATRはモノクラスの64席を装備する機材で、Q400への機材更新で78席を装備し、座席数は14席増加します。現在は5機体制で、週400便以上を運航します。同社は2017年後半に6機目のQ400を受領する計画です。

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