スカンジナビア航空(SAS)は、ノルウェーのベルゲン空港で2017年8月からバイオジェット燃料の提供開始を受け、バイオジェット燃料の導入に参加する初めての航空会社になると発表しました。
ベルゲン空港は、空港オペレーターのAvinorとAirBPが提携し、バイオジェット燃料の提供が開始されています。SASはこの取り組みを通じ、温室効果ガスの削減に向けた重要なステップとして、バイトジェット燃料の導入を進めます。
航空業界全体で二酸化炭素の削減に向けた取り組みを進め、国際航空運送協会(IATA)は2020年までに燃料効率を毎年平均で1.5%ずつ改善し、2050年までに航空業界のCO2排出量を抑制する環境目標「Vision for the Future」を掲げています。SASは、機体の軽量化、燃費や運航方法の改善に取り組んでいるほか、温室効果ガス削減を目的にバイオジェット燃料の使用を環境対策の重要な施策としています。
SASはベルゲン発着でストックホルム、コペンハーゲン、オスロ、スタヴァンゲル、オーレスン、アリカンテ、トロンハイム、マンチェスター、マラガ、スプリト、バルセロナ、グダニスク線を運航しています。