タイ国際航空、初の787-9を受領 9月23日から定期便に投入

タイ国際航空、初の787-9を受領 9月23日から定期便に投入

タイ国際航空は2017年9月17日(日)、同社初の787-9に機体記号(レジ)「HS-TWA」を受領しました。デリバリーフライトはTG8909便として、エバレットからバンコクまで直行便を運航しました。

タイ国際航空は787-8を2014年に受領し、これまで6機を受領しており、787としてはこれが7機目となります。新たに受領した「HS-TWA」はロールスロイスのトレント1000エンジンを搭載し、燃費20%の改善と温暖化ガスの20%削減、さらに騒音の削減が実現できます。ボーイングは今回の納入を歓迎し、その機体の航続距離などを活かし、タイから北米への直行便の開設など、新路線の実現に期待感を示しています。

この787-9は、ビジネス「ロイヤル・シルク・クラス」にフルフラットになるシートを「1-2-1」の配列で30席を装着しているほか、エコノミーは「3-3-3」で268席を配置しています。機内エンターテイメントには、パナソニックのeX3を搭載し、ビジネスは16インチ、エコノミーは11インチを搭載し、スマートフォンやタブレットなどを高速Wi-Fiで接続できます。

なお、タイ国際航空は9月23日(土)から9月30日(土)まで、バンコク発着のチェンマイ、プーケット線の定期便に投入し、10月1日(日)から11月15日(水)までバンコク/シンガポール線で787-9を使用します。2機目の787-9の受領を受け、11月16日(木)からバンコク発着のオークランド、台北線に投入する計画です。

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