ブリティッシュ・エア、ヒースローの短距離機に遠隔操縦式牽引装置を導入

ブリティッシュ・エア、ヒースローの短距離機に遠隔操縦式牽引装置を導入

ニュース画像 1枚目:ブリティッシュ・エアウェイズが導入したMOTOTOK
© British Airways
ブリティッシュ・エアウェイズが導入したMOTOTOK

ブリティッシュ・エアウェイズは2017年9月25日(月)、ロンドン・ヒースロー空港を発着する短距離路線の全便で、遠隔操縦式の牽引装置「MOTOTOK」の導入を発表しました。

これまでのディーゼル式の牽引車に換わり導入された牽引装置は、排ガスゼロで環境に優しいだけでなく、1人のグランドハンドリングスタッフが遠隔で、搭乗口から航空機を後方へ正確に移動させることができ、より効率的な出発準備が可能となります。

複数の駐機場に遠隔操縦式牽引装置を配置する民間航空会社はブリティッシュ・エアウェイズが世界で初めてで、現在5台の遠隔操縦の牽引装置がターミナル5に配備されており、8月に同ターミナルを利用する発着便を統合して以来、100,000人以降がスムーズに出発する恩恵を受けています。

ブリティッシュ・エアウェイズは、ロンドン発着で短距離線を運航する、最も時間に正確な航空会社で、同技術の導入により、定時発着ランキングのトップと、定刻出発を維持できるとしています。

なお、ブリティッシュ・エアウェイズは2017年末までに短距離運航路線の全てに遠隔操縦の牽引装置を導入する計画で、将来的に長距離路線の機材を牽引できる技術導入の可能性を模索します。詳しくは、ブリティッシュ・エアウェイズのウェブサイトを参照ください。

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