ボーイングは2012年2月27日、B-1B爆撃機が10,000回目のミッションを完了したと発表しました。10,000回目となったのは、南西アジアの基地からアフガニスタン作戦支援に飛行したものでした。
B-1Bは1985年6月29日から作戦状態にあり、当初は戦略爆撃機とされていましたが、1990年代から近接航空支援を含む戦術的な用途に変更されました。B-1Bはイラク作戦では全体のわずか5%のソーティ数でありながら、40%の兵装を投下する働きをしています。
現在は66機しかない小勢力ですが、JDAMやレーザーJDAMなどの兵装を迅速、正確に投射でき、柔軟な運用が可能な長距離攻撃機として重用されています。
B-1が開発したメーカーは名門ノースアメリカンを受け継ぐロックウェルでしたが、1996年にボーイングに吸収され現在ではボーイングB-1Bとなっています。