ANA、日本の航空会社ではじめて「TSA PreCheck」に参加

ANA、日本の航空会社ではじめて「TSA PreCheck」に参加

全日空(ANA)は2017年10月26日(木)、アメリカ国土安全保障省(DHS)の運輸保安局(TSA)が運営する「TSA PreCheck(TSA事前審査プログラム)」への参加が認められたと発表しました。日本の航空会社ではじめて「TSA PreCheck」プログラムへ参加します。

「TSA PreCheck」は、アメリカの加盟空港から出発する際、セキュリティチェックの迅速化、簡略化を図るプログラムです。プログラムに事前申請し、承認を受けた旅客はアメリカの空港を出発する際の保安検査で専用レーンが利用でき、靴・ベルト・薄手のジャケットの着脱、機内持ち込み手荷物に収納されたノートパソコン、液体物の取り出しが不要です。「TSA PreCheck」の利用が認められた旅客が同伴する12歳以下の子供も、このプログラムを利用できます。

「TSA PreCheck」は、アメリカ市民、アメリカ永住権の「グリーンカード」保持者のみ申請可能で、アメリカ税関・国境取締局(CBP)が運営する事前審査プログラムで資格をもつ方が対象です。また、ANAが乗り入れるホノルル、ニューヨーク・JFK、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、サンフランシスコ、ワシントン・ダレス、シアトル、サンノゼとアメリカ9空港はすべて「TSA PreCheck」加盟空港です。

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