三菱重工とJAXA、12月23日にH-IIA37号機でしきさいとつばめを打上げ

三菱重工とJAXA、12月23日にH-IIA37号機でしきさいとつばめを打上げ

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年10月27日(金)、H-IIAロケット37号機で気候変動観測衛星「しきさい(GCOM-C)」と超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」を2017年12月23日(土)10時26分22秒から10時48分22秒に打上げる予定と発表しました。

打上げ場所は、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場で、予備期間として12月24日(日)から2018年1月31日(水)が設定されています。

打上げ約1分31秒後に固体ロケットブースタの燃焼を終了、約1分48秒後に分離します。衛星フェアリングは約4分5秒後に分離、第1段主エンジンの燃焼停止は約6分38秒後、第1段の分離は約6分46秒後です。第2段エンジンの燃焼が開始後の約15分6秒後に燃焼を停止し、「しきさい」の分離は、約16分21秒後に太陽同期準回帰軌道上で行われます。「しきさい」の分離後、慣性飛行、エンジンの再燃焼と停止を経て、約1時間48分4秒後「つばめ」を分離する計画です。

H-IIAロケット37号機には、「しきさい」と「つばめ」をそれぞれ異なる高度の軌道に打ち上げるJAXA開発の技術が初めて適用されており、これにより衛星の相乗り打上げ機会が拡大し、H-IIAロケットの打上げ能力を最大限活用することができるようになります。詳しくは、三菱重工業またはJAXAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/12/23 〜 2018/01/31
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