ボーイングは2017年11月9日(木)、中国航空器材集団公司(CASC)と300機分の契約を締結したと発表しました。トランプ大統領の北京訪問にあわせ、中国を訪れたアメリカの貿易団の一員として、北京で契約が調印されました。この調印式にはトランプ大統領、習近平首席も出席しました。
契約には、ボーイング製の単通路機、ワイドボディ機の確定、覚書ともに含まれており、カタログ価格で370億ドル以上となります。民間航空機部門のケビン・マカリスター社長兼CEOは、「中国は重要な顧客、かつ重要なパートナーで、ボーイングの飛行機は今後数年間にわたり、中国の航空旅行が成長する一部となることを誇りに思う」とコメントしました。
ボーイングと中国は航空市場の成長、その支援で相互に有益な方策に取り組んでおり、産業協力、航空環境への影響の低減、持続可能性を高める技術開発、中国での航空輸送システムの安全性や効率性の向上など、継続的な協力関係を築いています。